小さなお店の新メニュー作りの基本と3つのコツやポイント

商品開発

こんばんは、相原です。

なんか寂しい感じがするお店というのは
周りのお店と同じようなものしか扱っていないことが多いです。

「どっかから仕入れたものをそのまま販売している」

これも一つのビジネスモデルですが、
いまいちやりがいを感じないやり方です。

また、大量に仕入れ販売をしているお店とも
商品がかぶるので、売上も伸ばしにくいです。

それに商品力が弱いとどんなに集客や販売力を高めても
リピーターの確保につながりませんからね。

なんだかんだいって便利なところや安いところに
人を取られて経営が苦しくなってしまいます。

 

お店に活気を持たせるためにも、
商品作りに取り組んでみるという方法があります。

自分たちで新しいものを生み出しているという感覚があると
やっぱりやりがいを感じますからね。

 

とはいえ、なかなか新商品なんて作ることはできません。

そこで今回は商品力を高めるために
新メニュー作りの基本やポイントを解説します。

割と実践しやすいものを書くのでぜひ取り入れてください。

  1. 新メニュー作りの基礎・基本について
  2. 新メニュー作りの3つのコツ

1.新メニュー作りの基礎・基本について

メニューを作る時の基本はどの業種でも同じです。

美容室、エステサロン、ネイルサロン、飲食店、カフェ、レストラン、バーであろうと、たいした差はないですね。

それでメニュー作りにおいて、基本となるのは

「お客さんが求めているものは何か」を探ることです。

お客さんが求めていないものを作って、売れるわけがありません。

なので、しっかりとリサーチをした上で
商品を作る必要があります。

 

今、すでにビジネスをしているのであれば
今いるお客さん(理想客)をイメージして考えるといいです。

まだ始めていない場合、理想的な人が来ていない場合は
自分の想像で理想的な人を決めて、その人が欲しがっているものを想像しましょう。

こんな風にあなたがお客さんにしたい相手を想像して
その人が求めているメニューを作ることで、
理想的な人が集まりやすいビジネスを作ることができますよ。

2.新メニュー作りの3つのコツやポイント

上で紹介した基本だけでも、新メニューを作ることができると思いますが
もう少しだけ、コツを紹介していきます。

Ⅰ.ずらしの視点で商品を生まれ変わらせる

ずらしの視点では
今ある商品の別の使い道を紹介するのです。

この方法は特にお金がかかるものではないのですが、
発想力が必要ですね。

同じ商品でも使い方を変えれば、
別の商品として生まれ変わります。

 

美容院でずらしの視点を取り入れるなら

例えば、育毛剤ってありますよね。

これは禿げている人や薄毛の人に使うものと
思っている人が多いですが、美髪のためにも有効です。

髪の毛の成長に良い成分が入っているので。

そこで

「ハリやコシのある髪の毛にするのに
育毛剤って良いんですよ。」

と伝えることで、

髪の毛を生やす商品→髪のハリやコシを出す商品

に生まれ変わらせることができるのです。

 

「十分に髪の毛の量があるのに
育毛剤を使う女性が増えているって知っていましたか?」

なんて話しかければ、かなり食いつくんじゃないでしょうか。

Ⅱ.小さな声を無視しない

お客さんとの雑談の中や問い合わせの中に
意外と売上アップのヒントが隠されていることが多いです。

「○○な商品ありませんか?」
「こんなことで悩んでいるんですよ」

なんて声は、絶対に聞き逃してはいけません。

 

その声というのは、お客さん抱えている問題なので
それを解決してあげることでビジネスに繋がります。

その要求の中には、大変なものもあるかと思いますが、
そこで一つ実績を作ることで、人気店に変貌していくのです。

できる範囲で小さな声を拾って、新しい商品を作ってください。

Ⅲ.アドバイザー要素を入れる

ただ単に商品やサービスをおいておいても
周りのお店との差別化できないので、いまいちな売上になってしまいます。

ただそこにアドバイス要素を入れるだけでも
他のお店とは違った商品・サービスに生まれ変わります。

商品やサービスを提供する前に
事前にカウンセリングをしてアドバイスの過程で商品を売る

なんていう感じがいいでしょう。

 

例えば、飲食店であれば

その日のお客さん体調を聞いたうえで料理を作る

貸切での予約の場合に、開催者と相談をして、話が盛り上がりやすい料理を作る

なんてサービスがあると面白いと思います。

こんな風にアドバイザーになる意識を持つことで
他のお店にはない新商品や新サービスを作ることができますよ。

まとめ

新メニュー作りの基本は「お客さんが望んでいるメニューを作る」こと。

新商品や新メニューを作る時のコツ

  1. ずらしの視点で商品を生まれ変わらせる
  2. 小さな声を無視しない
  3. アドバイザー要素を入れる

 

少しでも役に立った時には、シェアしてください。

もっと多くの人に役に立てるとうれしいので。

 

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