こんばんは、相原です。
「人に話す」という行為は暗示がかかりやすいものの一つとなっています。
そのため成功法則でも、
ネガティブなことは言わないようにしましょう
ポジティブなことを言うようにしましょう
とよく言われています。
なぜこういったことが言われているかって不思議じゃないですか？
たがか人に話すだけで、そんなに大きな違いがあるのかと。
そこで今回はなぜこういったことが言われているのかを解説していき
その秘密をビジネスに応用する方法まで紹介していきます。
１．なぜネガティブなことを言うと成功できないのか？
一般的な成功法則によると
基本的に愚痴やネガティブなことばかり言っている人は成功できません。
例えば
- ○○が悪いからお金が稼げないんだ
- ○○のせいで集客がうまくいかない
- ○○の言うとおりにやったのに全然売上が伸びない
など
逆に、ポジティブな言葉を使っていると
成功しやすいという風に言われています。
例えば、
- 他の人は無理かもしれないけど、自分ならお金を稼げる
- 今回の集客は失敗したけど、次こそは成功させてみせる
- ○○のおかげで売上が伸びた
など
こういった言葉を人に言うかどうかで
成功できるか、できないかに差が出ます。
これって不思議ですよね。
ただ喋るだけで、成功するかしないかに大きな影響があるわけですから。
この謎を解く鍵となっているのが、「コミットメント・一貫性」です。
２．コミットメント・一貫性の法則について
コミットメント・一貫性の法則というのは簡単に説明すると
「人は一貫した立場をとろうとする」
という傾向にあります。
コロコロ立場を変える人というのは
信頼できないですよね。
ついさっきまで賛成だったのに、いきなり反対になり、
またすぐに賛成になるなんて人は信用されません。
人には他人から信頼されたいという欲求があるので、
それを防ぐためにコミットメントや一貫性の法則という機能が備わっているのです。
そう考えると、愚痴やネガティブなことをいうと
「成功できない立場」を表明していることになります。
すると、その立場を守ろうとする働きが発生してしまうのです。
そのためいざ何か新しいことをやろうと思った時
前に踏み出すことができなかったり、
せっかくやろうと思ってもやる気がでなかったりするのです。
それもすべては成功できない立場を守るためなのです。
「もちろんそんなことを思ったことは一度もない！」
と思うでしょうが、これは意識よりも深い無意識での働きです。
無意識の部分なので、人はなかなか知覚することができないのです。
そこで愚痴やネガティブなことを言うのではなく
ポジティブなことを言うことが大切とされているのです。
そうすることで「成功する立場」を表明することになり
「成功する立場」を守ろうと自然と無意識の働きが発生するのです。
このように人は、
「立場を表明するとその立場を守ろうとする」働きである
コミットメント・一貫性の法則があるのです。
３．フロントエンド・バックエンド戦略
この知識はかなり応用範囲が広く様々な形で
ビジネスに使うことができます。
ただその中から一つ有効な方法を一つ紹介すると
「フロントエンド・バックエンド戦略」です。
この戦略は
まず最初に安い商品を売り（フロントエンド）
そのあとに高額な商品を売る（バックエンド）
という形の販売戦略です。
最初に安い商品を買ったお客さんは、
その商品によって得られる結果を望む立場を表明したことになります。
すると、バックエンドでフロントエンドに関連した商品が販売されると
その立場を守るために商品を買いやすいのです。
例えば、集客セミナーに参加したら
「集客する」と立場を表明したことになります。
セミナーのあとに、集客ツールが販売されたとしましょう。
すると、「集客する」という立場を表明してしまったために
集客ツールも手に入れないと不味いんじゃいないかと思うようになるのです。
これはいきなり高額な商品を売るよりも
購入率はかなり高くなります。
高額な商品を売りたいという場合には、
まずフロントエンド商品を作ってお客さんを満足させるほうがいいでしょう。
こんな風にして、コミットメント・一貫性の法則を使ってみてください。
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もっと多くの人に役に立てるとうれしいので。
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