オウンドメディア運用のメリット・デメリットについて

オウンドメディア持つ持たない

インターネットマーケティングの中に
オウンドメディアというのがあります。

インターネットマーケティングに詳しい人は
一度は聞いたことがあると思います。

 

そんなオウンドメディアですが、
運用にあたってメリットとデメリットを理解する必要があります。

適当にオウンドメディアを運用すると
売り上げにマイナスに繋がることもあるので注意してください。

  1. オウンドメディアとは
  2. オウンドメディアのメリットについて
  3. オウンドメディアのデメリットについて
  4. オウンドメディアを持つべき企業と持つべきではない企業

1.オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、以下のメディアを指します。

「顧客との一方向または双方向による継続的な情報の交換を通じて
企業の売上に寄与する自社所有のメディア」

少し堅苦しいですが、”自社メディア”と理解すれば十分です。

 

それでオウンドメディアが登場したての頃は
「自社の会員サイト」という意味合いが強かったですね。

昔、マクドナルドは自社の会員サイトを作ってクーポンを配ることで
大きく売り上げを伸ばしました。

 

しかし、今は自社サイト(ホームページ)という意味合いの方が
強くなってきています。

背景としては、スマートフォンの登場により、
検索エンジンやSNSの利用者・利用時間が増えました。

そのためどうせ自社サイトを作るのであれば、

「会員だけに情報を提供するよりも集客もやった方がお得じゃね?」

ということで、会員サイトにせずに
一般公開という形の自社サイトが主流になりつつあります。

2.オウンドメディアのメリット

  • 集客ができる
  • 教育ができる
  • 信頼してもらえる

オウンドメディアは多くの企業が注目しているように
これだけのメリットがあります。

 

今の時代は自社サイトとしてコンテンツを作るだけで、
グーグルなどの検索エンジンから簡単に人を集めることができます。

コンテンツの量を増やすことで、
様々なキーワードから人が集まってくるので、
月間で数十万~数百万アクセスを集めることも可能ですね。

そうやって莫大なアクセスを集めて、
その一部の人が自社の商品に興味を持ち、
商品の購入へと至るというのがオウンドメディアの目的ですね。

 

一般的には、単なる集客ツールとして
オウンドメディアは見られていますが、
残り2つの点も重要な役割です。

情報発信することで、
「自社の商品がどれだけ素晴らしいものなのか」という事を
知ってもらうことができます。

商品の素晴らしさを知ってもらえれば、
商品購入へのハードルが下がりますよね?

正しい情報を提供することによって、
より売上アップが見込めるのです。

 

また、正しくて良質なコンテンツを提供し続ければ
そのメディアの信頼性が高まります。

メディアの信頼性が高まるということは
当然、その会社の信頼性も高まるので、
長期的に見ても非常に有効な戦略なのです。

3.オウンドメディアのデメリット

  • 炎上するとやっかい
  • 信頼が下がることも
  • 時間がかかる

きちんと運用をすれば問題のないことばかりですが、
適当にコンテンツを作っていこうとすると痛い目を見ることもあります。

 

コンテンツを作っていくにあたって、
大きな話題となるコンテンツを作るのも戦略の一つです。

しかし、話題になるであろうコンテンツを作った結果
炎上するということもあります。

炎上するとどんどん情報が拡散されてしまうので
収拾がつかなくなるということもあります。

すると、当然信頼性も下がりますよね。

 

信頼性が下がるのは、炎上するときだけではなく
日々のコンテンツの質が悪い場合も信頼性が下がります。

大したことのないコンテンツしか作れない企業は
全く魅力を感じませんし、信頼もしにくいです。

ですので、オウンドメディアを作る際には
良質のコンテンツを作り続ける必要があるということを
覚えておいてください。

 

また、もう一つのデメリットとして、
成果が出るのに時間がかかるということです。

オウンドメディアの主な集客経路はグーグルなどの検索エンジンです。

そのグーグルに評価されるためには、コンテンツの量も必要ですが時間も必要なのです。

例えば、1000記事を一気に投入すれば
その直後からアクセスが増えて、月間100万PVになる
というものではありません。

 

グーグルのアルゴリズムについて語ると長くなるので、
細かい話は抜きにしますが、最低でも3か月は様子見が必要です。

今は評価に時間もかかるようになっているので、
できれば余裕を持って1年くらいは様子見をするつもりでいた方がいいでしょう。

しっかりとした戦略を組めば、
成果が出てくるまでの時間も短縮できますが、
あまり考えてやらないと時間の無駄になることもあるので注意してください。

4.オウンドメディアを持つべき企業と持つべきではない企業

以上のメリット・デメリットを踏まえて
オウンドメディアを持つべき企業と持つべきではない企業の特徴を紹介します。

持つべき企業の特徴

  • 全国に対応できる
  • 商品・サービスを幅広く扱っている
  • コンテンツを作り続けることができる
  • 成果が出るまでの資金的な余裕がある

持つべきではない企業の特徴

  • 地域ビジネスなどの小さな会社
  • ニッチの市場のビジネス
  • 資金的な余裕があまりない

 

オウンドメディアの特徴として、
継続的に情報を発信するという特徴があります。

ニッチ市場だとコンテンツの量が限られてしまうので、
ある程度幅広い商品・サービスを扱っている方がコンテンツの量を増やすことができます。

もちろんニッチ市場でもコンテンツを作って損はありませんが、
それはオウンドメディアとは呼ばないですね。

 

また、オウンドメディアで集客する人は、
全国様々な所に住んでいる人が対象です。

ですので、せっかく興味を持ってもらっても、対応できなければ
売上アップにはつながりません。

全国すべての地域に対応している通販系は非常に相性がいいですが、
地域ビジネスや小さなお店の場合はオウンドメディアとの相性は悪いですね。

はっきり言って効率が悪すぎるので、
他のところに力を入れた方がいいでしょう。

まとめ

オウンドメディアは
ある程度大きい会社や通販系に向いている戦略です。

中小企業や地域ビジネスの場合は、
あまり向いていないので別の戦略を考えた方がいいですよ。

 

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