こんばんは、相原です。
ビジネスをしていると、繁忙期と閑散期ってありますよね。
繁忙期であれば、多くの人が商品を買ってくれるので
ちょっとしたキャンペーンでもやれば
売上を伸ばすことは難しくありません。
しかし、
閑散期となると多くの人が買い控えするので
売上ダウンに繋がりやすいです。
理想は閑散期に関係なく安定した売上を出せるような
ビジネスを作ることですが、
多くのお店はその段階までいっていません。
そこで閑散期を何とかしたいと思って
販売促進のためにチラシやポップを使って
積極的に宣伝をするお店は多いです。
でも、なかなかアイデアが出なかったり
チラシを配っても効果がなかったりしていませんか?
そこで今回は閑散期の販促のアイデアの出し方を紹介します。
1.基本は集客ターゲットがどんな悩みを抱えているか考える
チラシやポップを作るのであれば
まずはお客さんが何で悩んでいるのかを考えましょう。
これが基本です。
「こちらが売りたいものを宣伝する」
なんてことをやっても、
お客さんが興味を持たないので売上アップはしません。
閑散期に売りたいものを売ろうとすると
購入しろオーラが出るのでお客さんは敬遠しがちになります。
なので、まずはお客さんが何を求めているのかを考えるのです。
もしくは、直接お客さんに聞いたり、ネットで調べたりするのもありです。
どういった形でもいいのでリサーチをしてみましょう。
2.カレンダーから分かる季節やイベントを読み取って宣伝活動を行う
閑散期の販促というのを考えるのであれば、
季節や時期などが関係しているので、
それを基準に悩みを考えるのがベターです。
飲食店で具体例を出しますと
- 暑い時には冷たい料理
- 寒い時には暖かい料理
が好まれますよね。
そんなイメージです。
ただコレだとざっくりしすぎているので
「冷やし中華はじめました。」ぐらいしかできません。
そこでもっと具体的に考えるために、カレンダーをみるのです。
カレンダーをみれば、どこにどんな休みやイベントがあるのかが分かります。
ざっくりとしたイベントをまとめました。
1月 | 正月・成人の日・新年会 |
---|---|
2月 | 節分・バレンタインデー |
3月 | ひな祭り・ホワイトデー・卒業旅行・お花見 |
4月 | 入園式・入学式・入社式・歓迎会 |
5月 | ゴールデンウィーク |
6月 | 父の日・梅雨 |
7月 | 七夕・夏休み・海水浴 |
8月 | お盆・夏祭り・花火大会 |
9月 | 防災の日・敬老の日・シルバーウィーク |
10月 | ハロウィン・運動会・ボジョレーヌーボー |
11月 | 七五三・紅葉 |
12月 | クリスマス・忘年会・お歳暮 |
こういったキーワードを基準に
閑散期を抜け出すことができないかを考えてみましょう。
3.イベントではなく、人に注目をする
こういったイベントをチェックした時
多くの人はイベントそのものに注目してしまいます。
例えば、シルバーウィークなら
シルバーウィークを使ってたくさん売ろう
みたいな感じです。
これも悪くはないのですが、
閑散期になりやすいのは、一つのイベントが終わった後です。
例えば、居酒屋の場合
4月の歓迎会シーズンは多くの予約が入ると思います。
しかし、歓迎会シーズンが終わると
閑散期になりますよね。
そこで売上ダウンして悩む人が多いのです。
これはイベントしか見ていないから、そういった結果になるのです。
ここで、人を見るのであれば
歓迎会というのは、
「新しく入ってきた人との交流の場」ですよね。
つまり、
サークルや会社の人たちとの親睦を深めたいわけです。
はっきり言って、たった1回の飲み会で、
そこまで親睦を深めることはできないですよね。
そうしたら、より親睦を深めることを提示するのです。
方法は色々ありますが、
- さらに親睦が深まりやすいイベントを用意してみる
- 歓迎会を開いた人たち限定の割引や特典があると知らせる
などによって集客をしてみるのもいいでしょう。
こんな風に、イベントそのものではなく
人に注目することで、閑散期の売上ダウンを防ぐことができます。
うまくやれば、周りのお店の一歩先をいくことができます。
人に注目して、閑散期を繁忙期に変えてみてください。
まとめ
閑散期に販売促進を行う時は
- 基本は集客ターゲットがどんな悩みを抱えているか考える
- 季節やイベントを読み取って宣伝活動をする
- イベントではなく、人に注目をする
この3つのポイントを意識して
チラシやポスターなどを作るようにする
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