飲食店などの呼び込みのコツと効果的な戦略

元気な呼び込み

前回の記事で、お店の前での呼び込みを行う上での
大前提の話をしました。

大前提の部分ができていないと
いくら細かいテクニックをこだわっても
あまり意味がないので、まだ見ていない方は見てください。

>>呼び込み時の大前提のポイントについて

※この記事の話はキャッチではなく、お店の前での呼び込みです。

 

今回は店頭での呼び込みで
もう少し具体的な話をしていこうと思います。

この話は居酒屋、パン屋、ラーメン屋、カフェ、レストランなどの飲食店に限らず
美容室やネイルサロンやエステなどのサロン店、
他にもスーパーやアパレル、イベントなどでも使える話です。

いくつかポイントがあるので
そのポイントを意識して呼び込みにチャレンジしてみてください。

  1. 立ち位置に気を付ける
  2. ずっと声を出し続ける
  3. お客さんに話しかけようとしない
  4. ブラックボードとの組み合わせの戦略

1.立ち位置に気を付ける

アルバイトの立ち位置

まず第一にお店の前に人を立たせるときには
立ち位置に気を付けさせましょう。

意外とお店に入りにくい位置に立っている場合があります。

入りにくい場所に立っていると、
お客さんがお店に入るのに邪魔になるので、集客数は減ります。

 

また、お店の前に立つのではなく
少し道路側に出て、呼び込みをする人もいますが、
なるべくお店の前に立ってやったほうがいいでしょう。

というのも、お店から離れていると、
わざわざ目線の移動をしなければいけません。

「右見て左を見る」もしくは、「左見て右を見る」ということを
わざわざやらない人もいます。

 

お店の前に立っていれば、
呼び込みの人を見ると同時にお店をチェックすることができます。

より多くの人にお店を認知してもらうことができると同時に
興味を持った人への負担も軽くすることができます。

 

厳密には、お店の立地、入り口の大きさなどでベストな立ち位置は変わるので
色々な立ち位置で呼び込みを試してみましょう。

2.ずっと声を出し続ける

店頭で声を出し続ける

黙っているよりも、声を出し続けた方がいいです。

人が全くいないのであれば、出さなくてもいいかもしれませんが、
見える範囲で人がいるようであれば、ずっと声を出した方がいいです。

 

まずずっと声を出していた方が、注目を集めます。

ずっと頑張って声を出している人がいたら、
ついその人を見てしまいますよね。

注目してもらうことで、初めてお店のことを知ってもらうことができます。

 

また、声を出している方が活気が出るので
お店の印象もよくなります。

もちろん大声で怒鳴っていればいいというわけではなく、
「もしよかったらどうぞ」くらいの気持ちでお店の宣伝をし続けましょう。

 

大声と怒鳴りの違いは、「発声の仕方」ですね。

明るい雰囲気でおなかから声を出すように心がけると
人を集めやすい呼び込みになります。

 

その時の宣伝セリフの内容は
「お店の特徴」や「特典・無料サービスなどのお得情報」を紹介しましょう。

 

「うちのお店は~(お店の売り・こだわりの紹介)です。」

「ランチタイム限定で、ドリンク1杯無料です。
ウーロン茶、オレンジジュース、コーラなどを取りそろえています。」

「お腹がすいているなら、ハンバーグ定食はいかがですか?
うちはご飯のおかわり無料ですよ。」

というような感じです。

 

お店や業種によって、うまく言葉は変えてください。

通りがかった人に
「お店に入る理由」を持ってもらうことを意識しましょう。

 

ちなみに、宣伝セリフは、
あらかじめいくつかのキャッチフレーズを決めておくといいです。

経営者などのお店のことをよく分かっている人が考えるのがいいですが
思いつかない場合は、スタッフのみんなでフレーズを考えるのがおすすめです。

みんなで作ったキャッチフレーズをいくつか組み合わせながら
パターンを作り、繰り返し声出しをするといいでしょう。

3.お客さんに話しかけようとしない

注意点

本当によくあるのですが、通行人に対して
直接話しかけて客引きをしてしまうパターンです。

お店から少し離れたところでの呼び込みであるキャッチなら
ある程度の強引さは必要です。

しかし、お店の前でやると逆効果になることが多いです。

 

押し売りや売り込みを嫌う人も多いので、
声をかけることで離れていってしまいます。

なので、特定の人に話しかけるのではなく、
不特定多数の人に向けてお店の宣伝をする意識を持ちましょう。

 

しいて声をかけるのであれば、
お店の方を見てじっと立っている人に向かって
「どうぞ」「いらっしゃいませ」ぐらいで十分です。

その時に、ドアを開けてあげると
お店に入りやすくなりますね。

4.ブラックボードとの組み合わせの戦略

メニュー表の書き方

メニューをブラックボードや店の前に張って
店の中に入らなくても、メニューだけ見てもらうというのも一つの手です。

※メニューはすべて載せてもいいですが、
一押しのものだけを魅力的に見せる方が効果は高いです。

 

メニューを見てもらうようにする理由としては、
行列を見ると並びたくなったり、いいお店なんじゃないかと思うように
メニューを見ている人がいるだけでも、お店の印象が変わります。

要は人が人を呼ぶということです。

 

「~(お店の売り)を提供しています。
もしよかったら、メニューだけでも見ていってください。」

と呼びかければいいですね。

念のために注意をしておきますが、
メニューを見ている人にわざわざ話しかける必要はありません。

売り込みたくなる気持ちは分かりますが、
お店の前では不特定多数に向けて宣伝をしましょう。

まとめ

  1. 立ち位置に気を付ける
  2. ずっと声を出し続ける
  3. お客さんに話しかけようとしない
  4. メニューをブラックボードなどで紹介する

この4点を意識しつつ、お店の売りを紹介することで
呼び込みの成功率は高まります。

ただいきなりうまくいくことはなかなかないので、
何度も試行錯誤をして、より効果的な呼び込み方法を作り出しましょう。

 

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もっと多くの人に役に立てるとうれしいので。

 

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