僕はあまり評判を調べずに、お店に入ることもあるのですが、
何回かはずれのお店を引くこともあります。
そういったお店ってどういうわけか入った瞬間に
なんとなくわかるんですよね。
「ああ、ここダメそうだな。
きっと売上が下がっていて、経営うまくいってなさそうだな」
というのが。
パッと見てお客さんが少ないというのは非常に分かりやすいステータスです。
お客さんが少ないと売上も少ないことが多いですからね。
しかし、それ以外にもいろいろとあります。
「うまくいっていない原因はなんだろう」という目線でお店の中を見回すと、
どこがダメかというのが分かってきます。
ということで、
今回は経営がうまくいっていないパターンを紹介するとともに
経営難や経営不振だからこそ、やっておきたいことを紹介していきます。
1.店の中をきれいにする
ダメそうなお店を見た時に、
一番よく思うのが清潔感がないということです。
ゴミがそこらへんに落ちているということはないのですが、
- 薄暗い
- 物がごちゃごちゃおいてある
- 古くなったものが置いてある
というような特徴があることが多いです。
これらというのは、どうしてもお客さんから見ると印象が悪いです。
印象が悪いということは、自然とお店の評価も下がるのです。
なので、こういったことに気を付けて
お店の中をきれいにする意識を持ちましょう。
ちなみに、個人的に最悪なのが
汚いもの、汚れたものを使うことです。
この前、僕が美容院に行った時に
ネックシャッターが汚れていたんですよね。
※ネックシャッターとは
服に髪の毛が付かないように着るもの(カッティングクロス)の上から
首につけるものです。
汚れたものを付けるのを見た時に、すごくげんなりしてしまったんですよね。
「そんな汚れているもの使うのか…」と。
別にその汚れ自体に触れる機会は僕にはないのですが、
それでもせめて汚れていないものを使ってほしいと思うのが普通です。
お客さんが何も言わないからと言って、
汚れたものを使ったり、散らかったりしている店というのは
知らず知らずのうちに、店の評価を下げていますよ。
僕はもうその美容室には行かないと思います。
(他にもダメなポイントがありましたが。)
経営がうまくいっていないと、
もったいないということで多少汚れていても、
使ってしまうのかもしれませんが、余計にお客さんが離れていってしまいます。
そういった負の連鎖を止めるためにも
お店の中をきれいにする意識を持ちましょう。
2.無料のサービスの質を高める
ダメなお店ほど無料のものに気を使っていない傾向があります。
例えば、飲食店でお水は無料ですが、
そのお水の出し方が違います。
- ぬるいお水そのまま
- 氷が入っていて冷たいお水
どっちの方がうれしいか?と聞かれたら後者ですよね。
さらに季節を考慮するなら、
夏場は冷たいお水で冬場は温かいお茶だとうれしいですよね。
こういった無料のサービスでどこまで気を使えるかというのは
お店の格を決めます。
その日に天気や気温などに合わせて、
お客さんに出す飲み物の種類を変えるという気遣いが大事なわけです。
「無料のものなんだから、別に雑でもいいじゃん」
と思うかもしれませんが、タダでも嫌なことってあります。
例えば、極端な例ですが、ゴミをもらってうれしいですか?
という話です。
タダなら何でもいいわけでなく、
お客さんにとってうれしいものをもらえるから、お店の評価が上がるのです。
多少の手間で変えられるところなので、
無料のサービスの内容を細かくチェックしていきましょう。
3.笑顔で接客できる職場環境を作る
ダメなお店ほどそこで働く従業員の顔が暗いですし、声のトーンも低めです。
僕がこの前いった病院では
ものすごく無愛想で嫌な感じが出ていた看護婦さん?受付の人?がいました。
最後に「お大事にどうぞ」なんて言葉をかけてもらいますが、
「絶対思ってないでしょ!」とツッコミを入れたくなるような言い方です。
おそらく単なる作業で言っていると思います。
これに対して、すごくよかったなと思った病院は
本当に心がこもったような感じで、「お大事にどうぞ」と言ってくれます。
どういった気持ちで言葉をかけるかで、
お客さんのお店に対する評価というのは変わってきます。
無愛想で雑な接客というのは、
やっぱりお客さんにいい印象を与えません。
なので経営者としては、
従業員が笑顔で接客できるような環境を作ってあげるという意識も大事ですね。
どうせ同じ給料を払うのであれば
お客さんの評価が上がるような人になるような職場環境を作りましょう。
まとめ
今回紹介したことは「やっているのは当然」と思っている経営者もいるでしょう。
しかし、よーく見てみると完ぺきにこなせていないところもあるはずです。
完ぺきだと思っている人ほど、落とし穴には気づきにくいので
「きっとできていない」と思って以下の3点に気を付けてお店の中を見回しましょう。
- 店の中をきれいにする
- 無料のサービスの質を高める
- 笑顔で接客できる職場環境を作る
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お客さんから伝わる事もあると思いますが、
ブラック企業の経営難は、
社員を使い捨てにして自己退社に持って行く強引なやり方のせいもあると思いますよ。
従業員だって生活していて、家族や友人だって居て、その中には会社の顧客や見込客だって居るわけですよ。
バイラルマーケティングがある様に、悪質な方法で追い込んで会社は、してやったりって感じなんでしょうが、
やられた方は何時迄も覚えてますからね。
そんな店や会社の製品なんて見たくもないですし。
確かにそれもあると思います。
巡り巡って悪い影響が出ることあると思います。
また一見するとお客さんから見えないようなところでも問題があると(例えば社員問題など)
それってお客さんにはなんとなく伝わりますからね。
社員を追い込んでいれば、当然その社員は暗い表情になるわけで
そんなお店から好んでモノを買う人は少ないと思います。
会社の外側だけでなく内側に対しても気を使うことは
長期的にビジネスで成功するには非常に大事ですね。
ただ今後は、時代の流れ的にも
社内にも気を使うような会社が成長する傾向が強くなってくると思いますよ。
あまりメディアで取り上げられないので、
多くは知られていませんが社員重視の会社も増えてきていますし。
ブラック企業はそのうち自然淘汰されるので、
早めにさっさとそんな経営をやめたほうがいいですけどね。