お店を経営しているとメニューの数をどうするのか
というのに悩む人は多いと思います。
周りの店を見ると色々なことをやっているので
うちもメニューを増やした方がいいのではないか?
と心配になりますよね。
確かにメニューが多い方が色々なものの中から選ぶことができるので
良さそうな感じがしますが、本当にそうなのでしょうか?
選択の自由はない方がいい?
こちらのリンク先の動画はバリー・シュワルツという学者の選択の自由についての講義です。
この動画の内容を簡単にまとめると
「選択肢の数が多いよりも、少ない方が満足度が高まる」
ということです。
選択肢が多いと人は悩みますし、さらに選んだ後も
もっといいものがあったのではないか?と悩むのです。
その結果満足度が下がってしまうんですよね。
例えば、飲食店などで
「Aセットを頼んだけど、やっぱりBセットにすればよかった」
と後悔したことありませんか?
数が多くなればなるほど、こんな風に悩むことが多くなってしまいます。
ここから学ぶのであれば、
メニューの数はなるべく少なくした方がいいですね。
メニューの数はなるべく減らし看板商品を作るのがベスト!
メニューの数を減らす時に大事になるのは、
看板商品(もしくはサービス)を作ることです。
「このお店と言ったら○○」という風に思われるくらいの
商品・サービスを作るのが理想ですね。
それくらい質の高いものを提供する必要があるということです。
メニューの数を減らすことで、
多くのお客さんは同じメニューを頼むことになります。
その人たちを少しでも満足させるために
看板商品については、クオリティを高める必要があるのです。
多くの人が頼むもので満足度を高めることができれば
自然と全体の満足度は高まっていきます。
もっと商品選びを迷わせないようにする方法
看板メニューを作ることができるに越したことはないですが、
看板メニューを作るのは非常に大変です。
数多くの試行錯誤が必要ですし、
こちらが自信を持って作ったものでも
お客さんが気に入るとは限りません。
メニューの数を減らすだけでなく、
もっとすぐに判断できるようにすることで
失敗したと思わせないようにすることができます。
それの方法とは「○○の人はコレ」みたいな感じで補足をすることです。
例えば、
お腹いっぱいになりたい人はコレ!(大盛りメニュー
辛いのが好きな人はコレ(辛めのメニュー
小食で味にこだわる人はコレ(質の高いものを、小盛りのメニュー
みたいな感じで、
お店にくる人の目的に合わせたメニューを紹介することで
非常に分かりやすくなりますよ。
補足にぴったり当てはまる人は
失敗することなく選ぶことができるので
その点では不満になることはありません。
もちろん商品・サービスの質が悪ければ
満足度は下がりますが。
まとめ
メニューの数は無理に増やす必要はなく、
むしろ絞った方がお客さんの満足度は高まる
ただし、商品・サービスの質が重要になるので
メニューを絞るからには質にこだわるようにしましょう。
少しでも役に立った時には、シェアしてください。
もっと多くの人に役に立てるとうれしいので。
おすすめ売上アップ講座
美容室・エステサロン・ネイルサロン・整体院・カイロプラクティックなどのサロン系、歯医者・動物病院などの病院、居酒屋・カフェ・パン屋・ラーメン・レストラン・焼肉・うどん・そば・バーなどの飲食店、私塾や英会話教室などの教育関係など、どんなお店にも通用する話をしています。