こんばんは、相原です。
ビジネスを効率的に回すためには
自動的に売上を増やすためのシステム作りが必要です。
そんなシステムが作れれば
２４時間文句を言わず一生懸命働いてくれる
社員を低コストで雇うみたいなイメージです。
小さな会社だからこそ、システムに任せられるところは
うまく任せて力を注ぐべきポイントに力を注ぐようにしましょう
アナログ思考→デジタル思考への変換
ビジネスで売上を伸ばすためには
お客さんから信頼される必要があります。
「あなたからだったら、その商品買うわ」
と思わせることが理想的です。
そんな関係性を築くためには
アフターフォローを充実させる事が大切です。
その時に、古いアナログ思考の人だと
目の前にいる時のフォローしか頭にありません。
もちろんそういったフォローも大事ですが
フォローできる人の数は限られます。
そこでアナログ思考からデジタル思考に視点を変えてみると
目の前にいる人以外にもアプローチできます。
例えば、メールでは遠くの人でも一瞬でやり取りができますよね。
なので、メルマガを使ってフォローをすれば
一瞬で大勢の人がフォローでき
お客さんの信頼を勝ち取ることができます。
まだまだアナログ思考の経営者は多いので
早めにデジタル思考を手に入れておきましょう。
そのためにはＷＥＢマーケティングを学んだほうがいいですね。
今後は直接会っていないときに
いかに信頼を勝ち取るかがポイントになります。
信頼を勝ち取ることさえできれば、
高いリピート率を誇るお店を作ることができますからね。
他のお店にお客さんを取れられることもなくなるでしょう。
その時に鍵を握っているのが「情報コンテンツ」です。
情報コンテンツは、離れた人にでも
あっという間に届けることができますからね。
使い勝手が非常に良いのです。
そんな情報にまつわるエピソードを一つ紹介します。
これは今も残る老舗企業が多くできた江戸時代の話なのですが、
そこに一人の商人がいました。
その名を松居久左衛門（松居遊見）といいます。
この方は江戸時代に非常に活躍した三大商人の一つ近江商人でした。
ちなみに残り二つは伊勢商人と大阪商人です。
そんな松居久左衛門にまつわる話です。
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ある日、松居は連れの者と一緒に険しい峠を越えた先にある
里に商売をしに向かっていました。
しかし、その道があまりに険しいがゆえに
連れの者の心が折れかけていました。
そこで連れの者は松居に質問をしました。
連れの者
「なぜこんな険しい道ばかりを選ぶのですか？
もっと楽な道はたくさんありますよ」
松居
「険しい道だからこそ商売になるのだよ」
連れの者
「それはどうしてですか？」
松居
「険しい道の先にも必ず里がある。
その里に人たちは旅人から色々な土地の話を聞いて
自分たちの土地にないものを欲しがっている。
また、色々な土地の話なども聞きたがっている。
しかし、道が険しいと多くの商人はやってこない。
そこに我々が目をつける必要があるのだよ」
連れの者
「なるほど。あえて辛い道を通ることで
商人があまりいないから儲かりやすいということですね」
松居
「いや、それだけではない。
険しい道を乗り越えた先にある里に住んでいる人には
色々な土地の情報を伝えることも大事なのだよ。
私は商品を届けるだけではない。
情報も届けてあげるのだ。
その情報が里の人々にとってどれほど役に立つか分からないからね」
この答えに連れの者は
松居の考えの深さに驚きましたとさ。
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このエピソードから分かるように
江戸時代にはすでに情報はビジネスで扱われていたのです。
そして、この話の見方を少し変えると
「情報を教える代わりに、商品を買ってもらっていた」のです。
つまり、お客さんは
情報に対してお金を支払っていたのです。
昔から優れた商人は情報をうまく扱っていたということです。
ただ今の時代に松居（近江商人）のまねをして、
色々な土地の情報を提供しても意味はありません。
あくまでお客さんが欲しがっている情報を提供するのです。
そうすることで、お客さんからより信頼されるようになって
商品が売れるようになりますよ。
これから先の時代で生き残るためには
アナログ思考だけでなくデジタル思考も取り入れる必要があります。
時代の変化に付いて行くことができなくなったら会社は倒産します。
倒産するが嫌ならうまく情報を扱い
お客さんを喜ばせるようになりましょう。
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